[1分で読める]海外旅行者必見!各国のCBDに対する取り扱い・法律の違い

「ChillBear+CBD25%」および「ChillBear+CBD5%」

日本では合法に使えるCBDに、いくつかの決まりがあります。

CBD先進国のアメリカや、ヨーロッパでは、CBDに関わる法律はどうなっているのでしょうか?

CBDと一言にいっても、海外物には日本では違法となる一定以上のTHCを含んだものが販売されていることもあり、「日本のCBDと使った時の実感力が違う」といったことも。

もちろん、そういったCBDをうっかり日本に持ち込むと、逮捕の危険もあります。

海外でCBDを購入したい方はもちろんのこと、海外のCBD事情にご興味のある方、ぜひ参考にしてください。

目次

◆アメリカにおけるCBD製品に関する取り扱い

まずは、CBDの先進国、アメリカにおけるCBD製品の取り扱いや法律についてご紹介します。

◇産業用ヘンプ由来のCBD関連製品は合法に

2018年トランプ政権下で成立した農業改正法(Farm Bill 2018)にともなって、THCの含有が0.3%以下のヘンプが、規制薬物から除外されました。

産業用ヘンプに限り、合法的に栽培することができるようになり、産業用ヘンプから抽出したCBD製品の製造や販売も公式に認められています。

産業用ヘンプとは?

精神作用効果が高いTHCが0.3%未満と低い大麻。THCを豊富に含む医療大麻については、制限下での栽培がされています。

◇【医療法大麻】州によって合法な州と違法な州が混在

2021年8月現在、連邦法に基づいて言えば、アメリカ全土におけるCBDの使用は基本的に合法です。

ただし、CBD製品に関する法律は州によって異なるので注意しましょう。

アメリカには国の定めた法律(連邦法)と、都道府県などが決めた条例(州法)があり、条例も法律的な強い強制力を持ち、連邦法よりもお住まいの州法が優先されます。

そのため、州法で「大麻そのものを完全に禁止」「CBD製品に0.5%以上のTHCを含まない限り合法」「CBD製品に0.3%以上のTHCを含まない限り合法」など、その州でのCBDの取り扱い、さらには医療用大麻の取り扱いや法律も変わってきますので、ご注意ください。

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【CBD・医療用大麻・嗜好用大麻が合法な17州】

アラスカ

アリゾナ

カリフォルニア

コロラド

イリノイ

マイアミ

マサチューセッツ

ミシガン

モンタナ

ネバダ

ニュージャージー

オレゴン

サウスダコタ

バーモント

バージニア

ワシントン

ワシントンDC

【CBD・医療用大麻の使用が合法 20州】

アーカンソー

コネチカット

デラウェア

フロリダ

ハワイ

カンザス

ルイジアナ

メリーランド

ミネソタ

ミシシッピ

ミズーリ

ニューハンプシャー

ニューメキシコ

ニューヨーク

北ダコタ

オハイオ

オクラホマ

テキサス

ユタ

西バージニア

【CBD、医療用大麻は一定の目的のみで使用可能 10州】

アラバマ

ジョージア

アイダホ

インディアナ

アイオワ

ケンタッキー

南カロライナ

テネシー

ウィスコン

ワイオミング

【大麻そのものを完全に禁止 3州】

アイダホ

南ダコタ

ネブラスカ

◆【2021年5月】ヨーロッパにおけるCBD製品に関する取り扱い

ここからはヨーロッパにおけるCBD製品取り扱いや法律についてご紹介します。

◇THC0.2%以下であれば、基本的に合法の国が多い

EU‘s Regulation (EU) 2015/2283 により、 CBD は食品として認可されています。

そのため、ヨーロッパの国々では基本的には合法としているところが多いです。

【THC0%で合法】

・フランス

・ノルウェー

・ウクライナ

・イギリス

【THC0.05%以下であれば合法】

・オランダ

【THC0.2%以下であれば合法】

・ブルガリア

・クロアチア

・エストニア

・ドイツ

・ギリシャ

・ハンガリー

・リトアニア

・ポーランド

・スロベニア

・スペイン

・スウェーデン

【THC0.3%以下であれば合法】

・オーストリア

・キプロス

・チェコ

・ルクセンブルク

【THC1%以下であれば合法】

・スイス

【CBD、大麻全般が禁止・またはグレーゾーンの国】

・アルバニア

・アンドラ公国

・アルメニア

・ベラルーシ

・ベルギー

・ボスニア・ヘルツェゴビナ

・ジョージア

・アイスランド

・ラトビア

・モルドバ

・モナコ

・モンテネグロ

・ルーマニア

・ロシア

・セルビア

・スロバキア

【医師の許可がある場合に合法】

・デンマーク

・フィンランド

・イタリア

・マルタ

・北マケドニア

・ポルトガル

THCの配合%だけでなく抽出する麻の種類やオイルの製造方法によっても、合法・違法など、取り扱いが変わります。

どのようなCBDオイル・CBD商品が使用できるかについては、事前に調べておく必要があるでしょう。

◆ヨーロッパやアメリカであれば医療用大麻を手に入れられる?

たとえばCBDを含む多発性硬化症の治療薬であるサティベックス (Sativex)は、イギリスやスペインなどで認可されています。

認可されている国では購入が可能ですが、その他のヨーロッパの国々では購入はできません。

難治性小児てんかんの特効薬であるエピディオレックスについては、アメリカと開発国であるイギリスで処方箋医薬品として認可されています。

いずれも処方箋が必要になるため、旅行次いでに手軽に購入といったことはむずかしいでしょう。

医療用大麻が認可されているヨーロッパやアメリカで購入・使用ができたとしても、日本では大麻は違法薬物になり、日本への持ち込みはできませんので、ご注意ください。

◆まとめ

この記事ではアメリカとヨーロッパにおけるCBDの取り扱いや法律についてご紹介してきました。

CBDはWHOや世界アンチドーピング機関も安全であると認めている成分ではありますが、国によって規制の基準も様々です。

海外旅行の際にCBDを使いたい・購入したいといった場合には、十分に各国々のCBD規制を調べておくとトラブルに巻き込まれることなく、安心でしょう。

参考文献

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株式会社CureBearJapan

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